2022/08/31

個人事業立ち上げ

2年ごとに、このひっそり行っているメモの存在を思い出す習性が私にはあるようで、2年ぶりにメモを更新したいと思います。

最近はやるべきことを一気に断捨離したり、秋葉原に引っ越したことで、飲み会に行く回数も減り、事業に向き合うか開発しているような時期が長く続いています。

それはそれで健全では無いような気がするのですが、とりあえずやりたいことはやりたいところまでやらないと気がすまないので、きりの良いところまでがんばります。

仮説を検証したい

2年前にすでに共同創業しつつ副業の形で作っていたtoC向けの街中ワークスペースシェアサービス「テレスペ」をピボットし、大企業向け(toB向け)テレワークオフィス一元管理サービス「テレスペ」として生まれ変わりました。これを運営するテレワーク・テクノロジーズ株式会社のCTOが今の本業です。

本業がtoB向けで、冒険した実装も試しにくくなること、ゼロから一人で立ち上げたと言えるサービスはまだ無いことから、副業とは別でtoC向けの「推しと二人で話せるアプリTelemo」を立ち上げることにしました。

自身が本業で向き合う事業は「市場が大きい」「文化が大きく変わるタイミング」「解決すべきペインがあること」を基準に選んでおり、それはコインチェック、ANYCOLORの流れでそこまでズレていないと考えていますし、その先にあるテレスペも同じように条件は満たしていると考えています。

しかし、テレスペは1,2年ではなくもう少し長いスパンでIPOを目指す、今までより「大人な」闘い方になります。そのため、もう少し短い範囲で自分の仮説が正しいことを証明したいと思い、「推し活市場」「推しとの関わり方の変化/推しの多様性」「稼げないタレント増加/ファンの要求価値の増加」と、本業で行ってきた事業より少し条件の一致度が弱く、青天井の利益が見込める事業ではない側面はありますが、初期段階は一人で成立させられるという仮説の検証に向いているという要素を評価し、「推しとの二人だけの時間」を通話という手段でサービス化することにしました。

推し活領域で次に求められること、VTuberが解決したペイン

VTuberの流行りの要因として、「アニメコンテンツをライトに消費しまくるユーザの増加」により「アニメ供給量が需要に大きく下回る」ことが発生しました。ソシャゲのストーリーでテキストのみの簡易なストーリーを展開してもそれは需要を満足させるものではなかったのですが、そこで「VTuber」というアニメのキャラクターのような姿で日常的に配信をしてコンテンツを生み出し続けるという、圧倒的なアニメ系コンテンツの供給が世の中の「アニメコンテンツ不足」のペインにハマったという側面も大いにあると考えています。

しかしその反面、大量のコンテンツを消費することに疲れるファンや、量に満足したことで質を求めるファンが増えてくることになります。

それはファンクラブ・オンラインサロンなどの閉鎖的なコミュニティが生まれる理由でもああるでしょうし、一周回ってアニメの価値が高騰する部分でもあります。それでも直接的なコミュニケーションは塩梅が難しく、個人VTuberの界隈ではDiscordで話していたら友達と大差ない距離になってしまったという事例も少なくないのです。

質の高い特別感のある濃い体験としては音声以外にもあると思いますが、それでも初手に音声通話を選ぶ理由があります。

音声が特別な体験を届けられる理由

この数年、コロナウイルスの広がりを理由とした外出自粛の影響でビデオ通話の存在感は強まる段階を飛び越えて定着することとなりました。その影響か、推し活領域でもビデオ通話での「オンライン特典会」という元々存在した「握手会」「チェキ会」をオンライン化したものが増えています。しかし、「特典会の劣化版」となっている現状があり、会えないから代替策による妥協感が否めず、推しとの関係性に対して新しい価値が生まれているとは言いにくい状態です。

では通話はどうなのか。通話は元々存在している「電話」の体験があり、更にLINEなどでの「無料通話」も含めると若い世代も友人・家族・恋人としたことがある人が大半を占めます。友人・家族・恋人としか出来ないものを「推し」と出来る体験は明確に新しい価値を生むのでは無いでしょうか?

また、音声は心理的にも強い意味を持ちます。音声だけで物を販売するラジオショッピングは通常のECより弱いと思われがちですが、購入率が高く、返品率が少ないと言われています。

それは、顔が見えない状況では「対面にいないので横に座っている」「横に座って会話している関係性は親密である」と脳は判断するようで、親密な友人からおすすめされた商品は購入しやすいし、文句を言ったり返品する可能性は少ないという理屈なようです。

また、映像が映らないことでタレント側の提供コストも大幅に下がります。
そのため、音声は映像の劣化版と思われがちですが、親密な空気を感じられる特別な体験を低コストで届けられる、数少ない手段が音声による通話となります。

個人開発の難所

ということで、実は今年の4月に「推しと二人で話せるアプリTelemo」の市場調査を始め、立ち上げを決定したのですが、まだリリースは出来ておらず、おそらく9月頭のリリースになる予定です。

個人開発が出来るエンジニアは事業を立ち上げやすいと同時に「ビジネスを考えるのが得意ではない」という部分はありつつも、それ以上に「クオリティを求めてリリースが出来ない」というのもあるあるだと思います。ゲーム業界で言う「エターなる」というやつです。

関わっているのが自分しかいない分、自分の意思でリリース時期を変更し放題なので、意思を強く持ってリリースしていきたいと思います。

最近やってること/やったこと

・大企業向けテレワークオフィス一元管理サービス「テレスペ」の開発
・「推しと二人で話せるアプリTelemo」の市場調査・考案・開発
・もうすぐ30歳になるので、20前半の若手の意見めっちゃ聞く
・知人/友人のキャリア/事業のお手伝い/壁打ち
・Web/インフラ周りの開発始めた
・ちょっとだけエンジェル投資
・Voicyゆるく継続








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